斎藤一人の一人さんの独り言 よいはなし 農業のように商売をする
日本人は農業体質
今から、農業のように商売するという話をします。
日本は元々農業国ですから、農業国の特徴というものは営々と米作る営々と芋を作るという話なんだけど、その中でも元々農業国だから農業体質の人が非常に多いんです。
そういう人が農業をやっているもので、サラリーマンになったり商人の中に入ってきたりするから。
農業の人というのは、変化しないということが悪いんじゃないんですよ。
それが特徴なんです。だから米なら千年植えてるんです同じ畑で。
それで例えば、田植えが大変だからといって、大変だからとお百姓さんが田植え機考えたんじゃないんです。
だからお百姓さんが「もし田植え機がなかったら、今でも大変だね」とか言いながら絶対手で田植えしてるんです。
それと同じように営々とやるんです。
黙々と作業できるよう導く
その時に、これからそういう人たちが市場に混じってきた時に、その人たちがこういうことしろああいうことしろと言っても千年変化しない人がここ2、3年で変化する訳がない。
その代わり「農業のようにしてやろうよ」と言えば、蒔かない種が出る訳だから黙々と田植えしたがる、黙々と家族のためにのために配るという。
来た人に対して資料をやるより黙々メールを送り続ける。
黙々と同じことを繰り返していれば食べれるようになる。
それから黙々やっていると豊かになる。
そういうものを作ってあげると黙々とやる人が伸びてくる。
だから説明の仕方もビジネスでどうのこうというよりも、ちゃんと種を蒔いて出てきたものに対して肥料をやるそれから雑草みたいのを取っていく。
黙々とやり続ける。
林業だってそうだよ。
木を植えてきた草刈って黙々とやるじゃないですか。
それと同じように黙々と種蒔き続ける。そして資料を黙々とやり続ける。
そうすると実りがある。
そうすると本当に毎月一回ずつぐらい刈り入れができる。
毎月、毎月毎月買いに来てくれる。
毎月毎月刈り入れができるのと同じ。
尚且つ本当にあの百姓の人というのは土地が決まっていて自分の土地しか耕せなかった。
それがあっちにしようかこっちにしようか自分の畑がどんどん広がっていって、そこにまた同じことする。
同じことを繰り返していけば収穫が増える。そして畑が増える。
そして収入が増えるというこういうような黙々とやれるものを作ってあげて黙々とやる人が幸せになる。
非常にいいことだと思う。
それでこれからものすごい目まぐるしい時代にくるけれど、体って例えば曰く僕んちなんかとってるんだけど、年々歳々ものすごい新しいものが出てくる。
下手すると一年経つと新型じゃなくなっちゃったりする。
これは機械だからの問題で、人間の体って何万年も変わってないし、志向が変わるったって長生きしたりだって、ある日ブームになって短く生きようっていう時代が来るわけないし、病気が、病気は流行る、でもそれ流行で人間が追ってるんじゃない。
病気になればなる、健康でいたいって思う不変なものってあるじゃない。
その不変のものに挑戦して、挑戦するって不変のものをやって不変のもので黙々とやり続けられる。
そしたら普通の人が豊かに暮らせる。
で、そういうものがなくなっていっちゃって、今何でもかんでも誤報だ誤報だっていうけど、競争に適合できる人なんか日本人の内に1%か2%しかいないんです。
そしたら負けた人はどうなっちゃうんですか。
まじめにやってるだけじゃ食えない時代なんですか。
まじめにやってる人が食えないってのはおかしい。
そりゃ働かないで種も蒔かないで刈り入れられない。
たいがいの日本人は一生懸命やって生きてるから、種蒔いたり肥料やったりするんだよ。
それで人たちが豊かに暮らせるものは、それがまるかんでありそれでそれが飯泣きなんだ。
そしてそういう人たちがよかったよと喜ばれて、すごくいいことだと思っていい仕事だと思ってるんですよという話なんです。
だから説明する時にお米とるのとか、はげ山になってとこに木を植えるのとか同じ気持ちになって説明してあげたらよく分かるんだと思う。
そして安心してこの自分の親が作ったこれを子どもにお前に譲るからな。
その子はまた真面目に同じことしたらお父さんのものが全部引き継がれる。
孫子の代まで安心していける仕事って一番いいんだって思って日本人に合ってると思ってるんです。
だからそのつもりでやってくれたら一番いいんじゃないかと思います。
では終わります。
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