斎藤一人の一人さんの精神論はここが違うんだ
超能力はすごくない
はい、こんにちは。
一人さんの独り言のコーナーです。
今日のテーマはですね、一人さんの精神論はここが違うんだということなんですよね。
もちろん、私は十分わかってます。
精神論なんて立派なこと言えるような立場でもないし、人間でもないですけど、時々いろんな話をするんだけど、ここが違うんだということをわかっているとすごくビデオを見たときなんかね、話がつじつま話状にわかるということなんですよ。
ちょっと過激な話をするかもわかんないですけどね、勘弁してくださいね。
わかりやすくするためなんです。
例えばですね、よく外国の人で、手からなんか出すと。
物質化現象って言うんですけどね。
粉が出ただとかね、宝石が出ただとか、あれはインチキなんだって私が言うんですよ。
私あんまりそういうの認めないんですよ。
どういうことですかって言った時、タネがあれば手品ですよね。
何がインチキですかっていうと、昔なんとかマリックさんとか色んな物出して、あの人は手品師なんですよ。
でもこれを超能力だと言っちゃったら、これインチキですよね。
本当に出してたとしますよ。
本当に出てたと、物質化現象やってるとしますよね。
そうすると、本当はね、その人自分のもんで色んな物出しゃあいいんですよね。
有り余るほど出せる人間が、例えば私がですよ、米蔵に米がいっぱいあると、財産がいっぱいあると。
それなのに、貧しい人たちから寄付もらって食ってたら、私はインチキですよね。
それを言ってるんです。
だから本物だろうが、偽物だろうが、偽物なんだ、インチキじゃねえかってそれを言いたいんですよ。
本当に出たとか出ないとかじゃないんです、私が言ってるのは。
私が言ってる精神論っていうのは、普通は手品もできないですよね、普通の人って。
まして本当に何か出すってできないですよね。
じゃできてる人いますよ、本当に手から何か出しますよ。
なんかこうやって出したとしますよ。
その人って三度三度のご飯こうやって出してますかって。
出してないでしょって。
あんたの出したものは、何の能力もなくて手品もできない、手から汗ぐらいしか出ない人っているじゃないですか。
そういう人が手に汗して耕した米とか、必死になって海で魚捕ったりしたもの食べてるでしょって。
そうすると、どういうことですかって言った時、私は超能力がある、超能力で東京から九州の人に波動とか電波を送れるんだ。そりゃあいいよ、いいよと。
じゃあ、私が「あ」とか「い」とか「う」とか言うから、あんた当ててごらんってするよね。
百発百中に当たりますかって。
長い文面言って当たりますかって。
超能力者同士それやってたら、電話無くても会話できますか。
できないでしょって言うの。
身近な普通の事にすごさを感じる
ところが、何の能力もなくても、雨は降ったってね、雪が降ったって、一軒ずつポストに入れてる郵便屋のおじさんっているんですよ。
ああいう人達、私なんか手紙書くと百発百中で届くんですよ、日本って。
百発百中だよ。すごいでしょ、それ。
そのすごさがわかるということなんですよ。
だから、手から何か出しちゃうすごい人に会ったんですって感激するけど、私に言わせると、前歩いてるおじちゃんとか、米作って黙々と米作ってるおばさんの方がすごいから、どこで誰に会ってもすごいすごいって。
すごい人に囲まれてるから嬉しいんですよ。
皆本当はすごいんですよ。
そのすごさがわからないで、特別な何かやった人だけすごいすごいと思ってるんだよ。
あのね、東大の学長だってすごいですねって、すごいですねって、てめえで米も作れないんだよ。
飢え死にするんだよ、自分一人でいたら。
皆によってたかってね、食わしてもらってるんだよ。
その人も必要なんだよ、あんた要らないって言ってるんじゃないんだよ、俺は。
皆必要なんだ、みんなが必要なんだよって。
手から何か出してびっくりさせて、寄付もらってんじゃないよ。
例えばうちにいる、みっちゃん先生のご両親はサラリーマンだったんだよ。
そのサラリーマンの人が、子ども二人私立に行かして、切り詰めて切り詰めて、何にもできない、特技がない人が子ども二人私立に入れたりするんだよ。
裸で行かしてるんじゃないんだよ、洋服着せたりね、色んなことして行かせるんだよ。
これはすごいんだよ。
なんかできる人より、できないでやってる人の方がすごいんだよ。
普通の人っていうのはね、欲しいものあったからって、うちの社長達もみんなそうだよ。
誰でもそうなんだよ。
親やなんかって皆、戦後大変な思いしながら育てたんだよ。
呪文を唱えてなんか出したんじゃないんだよ。
欲しいものがあると、高い物だったらローンやなんかで買ってるんですよ。
今の人みたくサラ金でがっちゃんとやって返せなくなって自己破産しましたとか、そんなんじゃねんだよ。
そうじゃない人が年寄りやなんかいっぱいいるんだよ。
家の前の道路だって俺が生まれた時にあったんだよ。
そういう何の能力もない人が、えっちらおっちら作ったんだよ。
それがすごいんだよ。
そういうの作ってるんだよ。
郵便だって電話だってそうだよ。
超能力者がぐーっと考えたんじゃないよ。
ふざけんじゃないよって言うの。
何でそんなもんばっかりに目がいくんだよ。
精神論って言うのは、何にもないことが幸せなんだよ。
何にもない人がやってるから、すごいんだよ。
そのことがわからなきゃいけないんだよ。
特殊な能力があってすごいですねって、何がすごいんだよ。
特殊な能力がなくても、皆が頑張ってるんだよ。
電話よりね、すごい特殊能力ってどんなんだよって。
こうやってやりゃ繋がるんだよ。
もっとすごい超能力見せてもらいたいもんだよ、本当に。
ケツが10㎝上がりましたとかって、全日空なんか何百m上の空飛んでんだよ。
あれ皆頑張って働いてるんだよ。
それがすごいんだって。
普通の事にすごさを感じる、これがうちのね、うちの精神論なの。
だからうちの精神論の中にオカルトも何も入ってないの。
それがすごいじゃないかって、みんなで言ったら、周り中すごい人だらけなんだよって、嬉しくなっちゃうんだよ。
すごい超能力者以上なんだよ、超能力もないのに頑張ってるんだよ。
超能力があるのに、人から金もらってるやつよく聞きなよ、この話、本当に。
みんな頑張ってるんだよ。
皆頑張っていきましょうっていう、私も頑張ります。
皆で頑張りましょう。
はい、以上です。
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