斎藤一人講演会「母の教え」

ひとりさん

続いて、母の教えという話をします。
これはうちのお母さんが、私に教えてくれたことです。

皆さんの役に立つかどうかは分からないんだけど、ああ一人さんってこんな家庭で育ったんだ、こういう環境だったんだなっていうことがちょっと分かってくれると嬉しいです。

 

怒らない母だった

 

実は私中学校しか出ていないんです。
誰も知らないと思うんですけど。

あ、全員知ってます、本読んでっからね、そうですね分かりました分かりました。
もしかしたら知ってんじゃないかなと思いました。

もう少しホントのこと言うと実は私中学校もろくに行ってないんです。
それも知ってました、やりづらいなぁ今日は。
知らない人はですね、一人さん学校嫌いなんですかっていう人がいるんですけど、実は私は学校が大好きでした。

ただ、起きると昼でした。
目が覚めると私はすぐ学校行きます。
いい子はみんなそうです。

そうすると、学校でみんな集まってきてわーって盛り上がると、私は帰ります。
遅れてった分を、早引きで取り戻すという、非常にバランス感覚の優れた学生でした。

母が私のこと怒らない人だった。
そいで、私もちょっと恥ずかしいんですけど僕ちゃんって呼ぶんです。

学校に向いてない子は社会向き

僕ちゃんねって、僕ちゃんぐらい学校に向かない子って珍しいよねって。
僕ちゃんは学校に向かないから、社会向きなんだよ。
だから、必ず出世するよ。
人間は神様が作ったもんだからね、何も向かない人っていないんだよ。
だって僕ちゃんぐらい学校に向かない人珍しいもんね。
お母さん楽しみしてるよ。

ホントにこんなこと言って、育ててくれました。

母はね、私のこと商人にしたかったらしいの。

そいで私本ばっかし読んでたもんだから母が、僕ちゃんね、将来何になりたいって聞かれたことがあるんですけど、私、考古学者になりたいって。
お母さんね、私考古学者になりたいんだって言ったらね、うちの母がね、こう言うんです。

お前それはいいねぇって、こういうしゃべりかたして。
お前それはいいねぇって、そのあとなんです。
そのあと素晴らしいこと言ってくれました。

でもさ、どんな発見しても、所詮過ぎたことだからね。

あれでやる気をぐっと失くしました。
この中で考古学やってる人がいたらすいません。

母は大人だからね、私が学校も行かないでね、学者になれるとは思ってないのね。
だから、やんわりと方向転換させてくれたんだと思うんです。

今考えると親ってありがたいことばっかしです。

特技がない人はなんでもできる

そんな明るい学生生活を送っているうちにですね、私は卒業式を迎えました。
あの日は非常に嬉しかったです。
私は卒業式の日に色んなこと考えました。

ああ、義務教育が終わった。
国民の義務は立派に果たしたんだと。
そんなこと考えて、社会に出ていきました。
その時、母が私にはなむけの言葉をくれました。

私なんにもしたことないから、特技がなかったんです。
そしたら母が、僕ちゃんね、僕ちゃんすごい得したことあるんだよ、分かるかいって言うから、分かんないって言ったら、僕ちゃん特技ないでしょ、特技がないから得なんだよ。

なまじ特技があるとね、それを活かそうと人間しちゃうからね、世間が狭くなっちゃうんだよ。
僕ちゃんは特技がないから何でもできるんだよ。
だから僕ちゃんは時代に合ったことをいつもしてなさい。
そしたら絶対困ることないからね。

そうやって、送り出してくれました。

そんなことしてるうちに、私のお弟子さんになりたいって10人の方が現れて、非常に変わった方だと思ってます。

のぶちゃんのこと、うちのお袋だったらどうやって褒めるだろう。

特技がない私に褒める、ああやっと褒めてくれた。
もちろん特技があったらうちの母って褒めてくれたんです。

まゆみちゃんのこと、うちのお母さんならどうやって褒めるだろう。

さだおちゃんのことどうやって褒めるだろう。
はなえちゃんのことどうやって褒めるだろう。
じゅんちゃんのことどうやって褒めるだろう。
かずみちゃんのことどうやって褒めるだろう。

お袋だったらどうやって褒めるかな、お袋だったらどうやって褒めるかな。
褒めてたら一人ずつ本が出せるようになって、さっきも素晴らしい講演ありがとうございました。

人を褒めることの大切さを教えてくれた、私は母に感謝してます。
ありがとうございます。

 

斎藤一人の普通はつらいよ

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